Episode 6       S2000 サスペンションへの道

   

 1.最初に考えたこと
最初に考えた事というか、ノーマルのままのS2000に乗っていて、いろいろなことが頭をよぎりました。素晴らしいボディの剛性感に満足し、慣らしが終わって9,000rpmまで回るエンジンに感嘆しながらも、、、、

  • 一般道を流している時
    • 低回転でのトルクが小さく、高いギアで流しにくい。
    • ちょっと流れをリードしたい時、何故こんなに回さなきゃいけないんじゃ?
    • なんだかピョコピョコして、ひよこピョコピョコみたいカナー?(凹凸を拾ってフラット感が足りない)
    • 荒れた路面での大入力の"こなし"がいまいちカナー?
  • 高速道路を流していて
    • 6速の加速力がもっとあったらナー。。。。
    • 首都高の段差がキツイかも?
    • フロントのピッチングが気になるような、、、。
    • タイトベンドでロールが大きいんじゃない?(イン側リアの接地感が希薄)
  • 高速道路や峠を、気合を入れて走っていて
    • 立ち上がりのピックアップが、もチョッと鋭かったらナー。
    • VTEC手前の加速の落ち込みが気になるョ。
    • ここまできたら、8,000rpmからの吹け上がりがもっと早けりゃいいのに。
    • ダイアゴナルな動きが気になるナー。
    • リアの安定感が欲しいなー(いつリアがブレークするかわかりにくい)
    • 高速域でスタビリティが不足しているかも?

運転があまり上手くないオトナの私は、もっと安心してS2000を楽しみたいと思いました。特に、アクセルONで気持ちよく加速度Gを感じながらも安心してコーナーを曲がれたらどんなにか楽しいだろうなー、と。

最初に感じたことで、まずは動力性能に起因する事柄を取り出してみました。たとえば、
  • 低回転時のトルクが小さく、、、、、。
  • 流れをリードしたい時、何故こんなに、、、、、(いくら高回転型とはいえ、、、、。)
  • 6速の加速、、、、、。
  • 立ち上がりのピックアップが、、、、、。
  • VTEC手前の加速の落ち込みが、、、、、。
  • 8,000rpmからの吹け上がりが、、、、、。

これらは、Podioが開発したエキマニ、マフラー群(ストリートスポーツ、アマデウス)、純正置き換えECU、FCONVProなどで解決済み。更なる進化を目指して、エアクリボックスも近日リリースの予定(オオカミオヤジにならないように、ほんとうにリリースしなきゃぁな)。まったく性格を一変した動力性能を十分使いきり、且つ、コンフォートライドを実現するためには、サスペンションの開発が必要となりました。

サスペンションに欲しい性格として、
  1. 基本的に、スプリングに十分仕事をさせること。
  2. 小さい波状の路面を柔らかく吸収してくれること。
  3. ロールスピード及びロール量の最適化
  4. 大入力に対して、十分ストロークすること。
  5. クボミや路面の大きな盛り上がりを越える時に、適切な伸び側ストロークスピードを確保すること
  6. コーナー進入時、S字コーナーで適切な減衰の立ち上がりを得ること
  7. 上記 5. 6. を満足しながら、コーナーでリアのイン側リフトを押さえること

次回は、欲しい性格を具現化するためのアプローチについて、です。
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